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ykano
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ykano
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 こうした歴史資料を活用するには、まず文字を現代の活字に直し、データとして扱いやすくする必要があります。この作業を歴史学の用語で「翻刻」と言います。歴史資料の翻刻は、これまで日本史学や国文学分野で訓練を積んだ専門家の役割とされてきました。しかし、現代に伝わる歴史資料の数は膨大であり、少数の専門家の手でその全てをカバーすることはできません。 こうした歴史資料を活用するには、まず文字を現代の活字に直し、データとして扱いやすくする必要があります。この作業を歴史学の用語で「翻刻」と言います。歴史資料の翻刻は、これまで日本史学や国文学分野で訓練を積んだ専門家の役割とされてきました。しかし、現代に伝わる歴史資料の数は膨大であり、少数の専門家の手でその全てをカバーすることはできません。
  
-「みんなで翻刻」は、多数の人々が協力して史料の翻刻に参加することで、歴史資料の解読を一挙に推し進めようというプロジェクトです。このプロジェクトは、2017年に歴史地震の研究グループである京都大学古地震研究会によって、地震史料の翻刻プロジェクトとして始まりました。すでに「[[https://honkoku.org|みんなで翻刻]]」では、10,800人の人々により4,800万文字もの史料が翻刻されています(2025年7月現在)。+「みんなで翻刻」は、多数の人々が協力して史料の翻刻に参加することで、歴史資料の解読を一挙に推し進めようというプロジェクトです。このプロジェクトは、2017年に歴史地震の研究グループである京都大学古地震研究会によって、地震史料の翻刻プロジェクトとして始まりました。すでに「[[https://honkoku.org|みんなで翻刻]]」では、通算で10,800人の人々により4,800万文字もの史料が翻刻されています(2025年7月現在)。
  
-その後、国立歴史民俗博物館、東京大学地震研究所、京都大学古地震研究会を中心に運用が続けられ、2019年7月にシステムをリニューアル(v2)、2025年8月に再度リニューアルしました(v3)。+その後、国立歴史民俗博物館、東京大学地震研究所、京都大学古地震研究会を中心に運用が続けられ、2019年7月にシステムをリニューアル(v2)、2025年8月に再度リニューアルしました(v3)。
  
-といっしょに、歴史資料を翻刻する活動に参加してみませんか?+たちといっしょに、歴史資料を翻刻する活動に参加してみませんか? 
 + 
 +[[https://honkoku.org/|みんなで翻刻に参加する]]
  
  
start.1754051341.txt.gz · 最終更新: 2025/08/01 21:29 by ykano