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--- howto_markup [2025/08/01 20:52]
ykano
+++ howto_markup [2025/08/03 20:59] (現在)
ykano
@@ 行 1: / 行 1: @@
 ====== 特殊記法 ======
+振り仮名や割書などに対応するための特殊記法があります。
+翻刻の入力パネルには特殊記法を挿入するためのボタンがありますので、ご利用ください。
 ===== 振り仮名 =====
@@ 行 7: / 行 11: @@
 <code>◯嘉永七年寅の十一月／諸国（しょこく）大／地（ち）しんの巨細を…</code>
+《振り仮名：漢字｜ふりがな》という記法でも記述できます。仮名以外の文字を振り仮名にしたい場合や、漢字と振り仮名の対応を明示したい場合にお使いください。
-===== 返り点・送り仮名 =====
+入力例
+<code>◯嘉永七年寅の十一月《振り仮名：諸国｜しょこく》大《振り仮名：地｜ち》しんの巨細を…</code>
+===== 振り仮名（左ルビ） =====
+《振り仮名：漢字｜右ルビ｜左ルビ》と記述すると左ルビを入力できます。
+入力例
+<code>《振り仮名：獅子｜しし｜ライオン》と《振り仮名：火の鳥｜ひのとり｜フェニックス》</code>
+===== 送り仮名・返り点 =====
 漢文で利用される返り点は、文字の前に 下線（＿）を付与することで入力します。送り仮名は、文字の前に 上線（￣）を付与することで入力します。 上線（￣）は、「上」などを変換することで入力できます。
@@ 行 14: / 行 29: @@
 入力例
-<code>低＿レ￣レテ頭￣ヲ思＿二￣フ故郷＿一￣ヲ</code>
+<code>低￣レテ＿レ頭￣ヲ思￣フ＿二故郷￣ヲ＿一</code>
+ここでは送り仮名と返り点が同じ字間にある場合、印刷の組版ルールに準じて、送り仮名を上に、返り点を下になるように記述しています。
@@ 行 28: / 行 45: @@
 入力例
-《題：大和国郷帳》
+<code>《題：大和国郷帳》</code>
 ===== 見せ消ち =====
@@ 行 34: / 行 51: @@
 入力例
-《見せ消ち：元の文章｜新しい文章》。
+<code>《見せ消ち：元の文章｜新しい文章》。</code>
-出力例
-元の文章新しい文章
 ===== 注記 =====
@@ 行 42: / 行 58: @@
 入力例
-この部分に【注記が入ります】。
+<code>この部分に【注記が入ります】。</code>
-出力例
-この部分に 【注記が入ります】。
+より複雑な注記のために、[[howto_input#注釈|注釈機能]]も使えます。
 ===== 判読できない文字（調整中）=====
@@ 行 50: / 行 66: @@
 入力例
-吉原は町家在□ともゆりくづれ□□□は津浪にて…
+<code>吉原は町家在□ともゆりくづれ□□□は津浪にて…</code>
-出力
-吉原は町家在 □ともゆりくづれ □□□は津浪にて…
+===== 場所 =====
+場所を示す単語（地名）に印をつけることができます。
+<code>《場所：江戸》ゟ之御用翰昨夜到来</code>
+===== 特殊記法の見本 =====
+右のように入力すると、左のように表示されます。
+{{:tokushukihou.png|}}

howto_markup.1754049170.txt.gz · 最終更新: 2025/08/01 20:52 by ykano