ここではデジタル・アーカイブ上の資料をみんなで翻刻に翻刻対象として登録し，翻刻プロジェクトを立ち上げる方法について説明します。

みんなで翻刻に翻刻プロジェクトを登録するには，翻刻対象資料がIIIF Presentation API 2.1のフォーマットで公開されている必要があります。

IIIFフォーマットで配信されていない資料については，まずIIIF化の処理をおこなう必要があります。みんなで翻刻側でIIIF化を支援することも可能ですので，その場合はご相談ください。

1. 「プロジェクト情報シート」に，プロジェクトの名称等の情報や，翻刻対象資料のマニフェストURIなど，必要な情報を記入します。
2. プロジェクト情報シートに記載された情報を，みんなで翻刻スタッフがシステムに登録します。
3. 作成された翻刻プロジェクトを担当者間で確認し，問題がなければ一般公開します。
4. 翻刻対象の資料を追加する際には，1,2の手順を繰り返します。

1. プロジェクト情報シートのテンプレートのコピーを作成します。
2. 「プロジェクト基本情報」シートに，プロジェクトの名称やID（一意な英数字である必要があります），プロジェクトの説明などの事項を入力します。
3. 「コレクション」シートに，資料のまとまりを表す「コレクション」の情報を入力します。目安ですが，資料が50点以上になるなら，複数のコレクションに分けて登録したほうがいいでしょう。
4. 「資料」シートに，登録対象の資料のマニフェストURIを入力します。

プロジェクト情報シートの例として，歴病関連資料翻刻プロジェクトのシートなどを参考にしてください。