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翻刻の入力

翻刻の状況

資料ごとに以下の状況があります。

  • 未着手
  • 着手済み
  • 翻刻完了

また、他のユーザーからチェックを受けると、チェックマークがつきます。

翻刻画面の構成

翻刻画面は翻刻を入力するパネル(左側)、資料画像を表示するパネル(右側)、メニューなどの要素で構成されています。

翻刻を入力するパネル

翻刻を入力する縦書きのエディタです。右側の資料画像を見ながら翻刻を入力してください。

画面の上部に「閲覧」「入力」「OCR」「編集履歴」「注釈」のタブがあります。

  • 「閲覧」タブでは、翻刻結果を閲覧することができます。
  • 「入力」タブでは、翻刻を入力することができます。入力方法は下で説明します。
  • 「OCR」タブでは、AIによる全文自動翻刻を試すことができます。NDL古典籍OCR-Liteを利用しています。
  • 「編集履歴」タブでは、これまでの翻刻文の入力、編集の履歴を表示できます。編集については、緑が追加、赤が削除された文字です。
  • 「注釈」タブでは、注釈を入力することができます。注釈の入力方法は下で説明します。

画面の左下の「+」は、ふりがな等の特殊記法を挿入するためのボタンです。

資料画像を表示するパネル

翻刻対象の資料画像が表示されます。右下には、入力モードを切り替えるボタンがあります。入力モードには「ノーマルモード」「AI文字認識モード」があります。

  • ノーマルモード:通常の画像表示です。拡大縮小や、表示部分の移動ができます。
  • AI文字認識モード:画像上を矩形で囲み、チェックボタンを押すと、AIによるくずし字認識を実行することができます。

サイドメニュー

左上の三本線のアイコンをクリックすると、サイドメニューが表示されます。

  • プロジェクト名:翻刻・閲覧中の資料が属するプロジェクトです。クリックすると、プロジェクトのトップページに移動します。
  • コレクション名:翻刻・閲覧中の資料が属するコレクションです。クリックするとコレクション内の資料一覧に移動します。
  • タイムライン:その資料に関するタイムライン(編集履歴)が表示されます。
  • フォーラム:そのプロジェクトのフォーラムに移動します。
  • みんなで翻刻トップ:ホーム画面に移動します。
  • 翻刻ガイドライン:そのプロジェクトの翻刻ガイドラインを表示します。
  • 翻刻文のダウンロード:翻刻文を様々なフォーマットでダウンロードできます。

翻刻のための機能

特殊記法

振り仮名や割書などに対応するための特殊記法があります。特殊記法の説明へ

注釈

注釈を入力することができます。

注釈を入力するには、翻刻を入力中に「注釈」タブを選択し、「新規作成」します。作成順に#1、#2と番号がつきます。作成した注釈を翻刻文に挿入するには、注釈を挿入したい場所に#1、#2などの番号を入力してください。

  • 注釈には注釈、翻刻、メモ、その他などの種類があります。
  • 画像を選択して注釈を作成することもできます。
  • 削除した注釈は欠番になります
  • 注釈番号を入力しておくと閲覧画面で注釈がポップアップ表示されます。
  • 作成した注釈は、編集、削除ができます。
  • 前バージョンの「画像内翻刻」は、「翻刻」タイプの注釈に移行しています。

AIによるくずし字認識

AIによるくずし字認識を利用することができます。認識エンジンとしてMetomくずし字認識システムTOPPANくずし字認識システムを選択できます。

OCR

NDL古典籍OCR-LiteによるAIによる一括解読を近日中に提供する予定です。

howto_input.txt · 最終更新: 2025/08/02 17:24 by ykano